新入生にとって初めてのスクーリング、「陶芸Ⅱ−1机上のオブジェ/ペーパーウェイト」が6月中旬に京都のキャンパスで開催されました。
この科目は、石膏型の制作方法と押し型の技法を学びます。課題は二つ割りの型で制作できることに限定していますが、各自の自由な発想で楽しい作品がたくさん制作されました。
初日は、丸一日かけて原型をじっくりと仕上げます。 石膏は原型を忠実に写し取るので原型の完成度は とても重要です。納得のいくまで原型を仕上げます。 |
2日目は、石膏を流すための壁を作り、
いよいよ石膏を流して型を制作します。
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石膏を流して二つ割りの型が出来たら、 合わせ目からはみ出た土を逃がす溝を掘ります。 |
3日目は、完成した型を使って次々と作品を
制作していきます。
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入学前に陶芸教室などで陶芸の経験のある方も石膏を使った制作はあまりした事がなかったと思います。石膏型による制作は同じ形が出来るというだけでなく、石膏型でないと出来ない形というものもあります。新しい知識と技術を今後の創作に生かしていただきたいと思います。今回のスクーリングは和気あいあいとすすみ、あっという間の3日間でした
受講者のみなさま、お疲れさまでした。
(西村)